ネタ試合でネタい気持ちも吹っ飛ぶースペイン対パラグアイ

出だしから、パラグアイが鬼プレスかけて、スペインあたふた。危ない場面を作られる。パスがつながらず、シュートまでもっていけない。
ゴールが生まれる雰囲気はなく、逆にパラグアイの方がチャンスを多く作る。

特に、トーレスが精彩を欠いていてまったく切れがない。
ほとんどいいとこなく、前半終了。
このままじゃまずいなー、早めに替えてくれ、と思っていたら、後半10分にトーレスOUTセスクIN


が、ここから試合は思わぬ方向へ

コーナーから競り合いでバルセロナバルセロナバルセロナのピケがカルドソの腕を引っ張って、ファウル!!
PKを献上。
キッカーは、そのカルドソ
キーパーは当然レアルマドリッドのレアルマドリッドのイケルカシジャス。
カルドソの蹴る前の目がちょっと虚ろだったので、期待していたら、聖イケルがピタ読みして、ストップ!!!(しかもキャッチね)


イケル神、生ける神!とTwitterでつぶやくわたくし。


その1・2分後今度はビジャの突破を倒してPKゲット!!
キッカーはレアルマドリッドのレアルマドリッドアロンソ


決める!!

が、いやーな笛の音が止まらない。
案の上やり直し。
スローで見ると、バルセロナバルセロナバルセロナのブスケツがエリアに早く入ってきていた。あのおっちょこちょい、もし負けたらただじゃおかねーと世界中のスペイン代表ファンから睨まれる。


で、二度目はなかなか難しいよね。アロンソも止められる。
ここで今W杯の最高のネタ試合になることが決定する。

でも、セスクが入ってから中盤に人数が増えたのと、パラグアイの足が止まり始めたのとの相乗効果で(というかトーレスはポストワークも出来ていなかったので実質10人だったようなもの)パスが回り始める。
いい感じに。

で、イニエスタがドリブルで切り裂いて、途中交代のペドロへラストパス。
しかしなんとあろうことか、ドフリーの状態からバルセロナバルセロナバルセロナのペドロがポストに当てる!!
その跳ね返りを、バレンシアの(来シーズンはバルセロナ)ビジャが決める。
んで、なんやかんやで勝ちました。良かった。


しかし、このままではあのゲルマンには勝てんよ。
最初からセスクかシルバ先発させないと。少なくともトーレスは外さないといかん。
後半の20分過ぎくらいからのサッカーが継続して出来ればいいけど、体力あるうちは相手のプレスがきついだろうからそう簡単にはパス回させてくれないからね。


とにかくスペインサッカーは流動性が高くパスの精度が高いことが何よりなので、中盤の人数増やして動いてパス引き出して相手のマークをずらし続けて、ボディブローを打ち続け、相手の足が止まったらクアトロフゴーネスの誰かが決定的な仕事して(今回はイニエスタのドリブル)最後はビジャまたはクアトロフゴーネスの誰か、っていう展開にしないと。

はじめからやってくれよー、今度は。頼むよ、デルボスケ