矢吹丈とウルフ金串に教わったこと。

小さい頃、「明日のジョー」が好きだった。
毎週楽しみにしていた。

その中で、印象に残ったシーンの一つに次の話がある。

ジョーが友達のウルフというボクサーに大金を貸してくれ、と言われて金を作って貸す。
ウルフは1週間後に返すというが、その約束は守られずに返してもらえない。


ずいぶん時が経ってから、ウルフはジョーの前に現れ、金を返しに来た、と言う。
ジョーは、おおー、ありがとうよっ、と言って金を受け取り仲良く話をする。


ジョーにはお金を貸した後の態度について教わった。
ウルフにはお金を借りて期限に返せなかった後の振る舞いについて教わった。
貸したら、返して貰えなくても、その人を信じること。
期限に返せなくても、怒られるかも知れないが、いつか返しに行かなくてはならないこと。


でも僕はお金を借りるのは嫌なので、出来れば貸す側でありたい。



しかし、映画「あしたのジョー」は見るべき何だろうか。
監督とキャスティングはいい気がするので、やはり見るべき何だろうなーー。
映画でもこのシーンはあるのだろうか、気になる。