Facebookも悪くないねー。天才との再会

Facebookで中学・高校時代の先輩を見つけた。
Facebookで同級生や先輩、後輩を見つけてそれからまた交流が再開する人達がいるようだけど、実名主義の良いところですね、あれは。


その先輩は知能指数がめちゃ高くて、小学生の時に市だったか県だったか忘れたが、わざわざ家を訪ねて来て、親御さんに「知能指数が高いから、勉強させてください。すごい人になります。」みたいなことを言われたらしい。
本人はあまり勉強してない、と言っていたが、現役で余裕で東大に入って今では准教授になっているので、知能指数おそるべし。
しかし、知能指数だけではない気がする。あの先輩は激情家だった。
普段はものすごく気さくで軽い感じでチャラチャラしてるように見えるんだけど、何かにのめり込むと集中力が半端なかったし、いったん怒ると止められない感じがした。誰が何と言おうとも、俺はこう思う、だからこうする、という感じが強い人だった。


その先輩から一度こっぴどく怒られた事があった。
中学一年の時の終わり頃だったと思うが、
邪魔になるから他所で練習しろ、と指示されたのに僕が反発して構わずに練習していた。ニコニコと笑顔で近寄って来たと思ったら突然恐い顔に変わり激しく叱られた。
あれはないわー、あんな怒り方は反則やわー、と思ったね。


でも、その後なぜか仲良くなった。
ものすごく可愛がられた。
何が気に入られたのかよく分からない。
天才の気まぐれは誰にも分からないとこがある。


僕が高校受験でさあ頑張ろうと思っていた中三の秋くらいに、気に入っていたアイドルの実家を探しに行こう!と誘われ、電車でブラブラと探しに行ったこともあった。
見つけて、確認して、帰った。


高校に入り、一緒にバンドやろうと言われて、何故かブラスバンド部に入れられそうになったが、あんな天才と一緒に行動していては、僕は破滅する、と思い止めた。


しかしこれが正しかったかどうか今となっては分からないなー。
いっしょにバンドやってたらと何かまた違う人生が得られていたかもしれない。
いや、ないな。
人は分を知る必要があります。


でも今度久々に会えるかも。
楽しみだー。