ヘンリー・ミラーが言っていたこと

大学生の頃、背伸びして文学作品を乱読していた時にヘンリー・ミラーの小説を何冊か読んだ。
北回帰線だったか南回帰線だったか忘れたが、次のような趣旨のことが書かれていた。


失恋した子が悲しんでいたら、世界はその子のために一切の活動を止めるべきだ。


当時僕も同じようなことを考えていて、しかし、そんなことを周りの人間に言ったら確実に変人扱いされるから黙っていたことが、そこに書かれていたのです。
(たぶん。僕の記憶違いの可能性も大。)


久しぶりにヘンリー・ミラーを読み返してみたい夜もある。